コレクションNO.74 Atlansia Stealth 4st Fretless

ATLANSIA BASS

仕様  

 

ボディ:不明

*1p材でメーカーHP上見た目が似ているのは日本のトチ材・モデルによく使用されているのはアルダーで、その他オーダーに応じてメイプル等個体差が有る様だ

*この個体は軽量なのでメイプルでは無いと思う

 

*ネック接合部とPU片側に、フィンガーレストの窪み加工

 

ネック:カナディアンハードロックメイプル(ボルト点・34インチスケール)

 

指板:エボニー(指板円錐状300-400R・フレットレス)

 

カラー:オイルフィニッシュ

 

*シリアルから1989sの日本製造と思われる。

*状態からフレッテッドモデルをカスタムした個体と思われる詳細は”状態“で記す

ハードウェア 

 

PU: アトランシアオリジナルJタイプ×2

アクティブサーキット:アトランシアオリジナル

ブリッジ:アトランシアオリジナル スクリュータイプ(ゴールド)

*サドルの上下調整工具不要

ペグ:GOTHO GB-7(ブラック/ゴールド 2トーン)

コントロール:1V・2T(Hi/Low)・1B

その他テンションバー等各パーツ アトランシアオリジナル仕様

 

 

 状態

年式なりに傷も有り、カスタムされてはいる様だがコンディションは保ててるジャパンビンテージ。

基本的に同じ仕様で大量生産されないメーカーなのでオーダーメイドの部分と、その後の加工は判別が難しいが、仕様の基準から外れていると思う点を記す。

・フレットレス加工:丁寧な加工なのでオーダーの可能性も有るが、指板のRが

少し変化が有る様な印象。

変化の原因は消耗し擦り合わせた結果の可能性もある

・ナット:ブラスの削り出しとなっている。

ナットが収まる溝の加工も幅が狭いため製造時期にスクリューアジャストタイプが製品化されていない可能性が高いが、フレットレス化に伴い通常のナット形状に変更されたかも知れない。

・ヘッドトップの黒色塗装:この部分が塗り潰されているのは見掛けた事が無く、鳥のマークデカールは貼られているのが通常。

*ペグはオリジナルパーツなので、木工加工を隠す可能性も低いため、デザインの好みで追加加工された可能性がある。

 

 

 

 コラム  

 

87s頃ベースマガジンを愛読し、個人工房系の楽器の存在を知り、その中で一番気になるメーカーとなったアトランシア。

実物を見る・触る機会がほとんど無い生活環境で妄想だけが膨らむ期間を過ごし、

97s頃の池袋サンシャインでの楽器フェアでファーストコンタクトに至る。

当時はアトランシアの展示数も多く、色々試奏し、話も聞けてやはり好みのメーカーと位置付けられる。

その帰り道、パルコの石橋楽器で多種店頭に置かれ、ローンで即購入する。

 

購入したのはこの個体では無いが所有しているので、そのうち投稿予定。

以降他のモデルもと手元に置く。

コレクションとして数本所有するに至る。

 

 

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