仕様
ボディ:2Pアッシュ(over 6years)
ネック:カナディアンハードロックメイプル(ボルト4点・34インチスケール)
指板:エボニーorローズウッド
カラー:オイルフィニッシュ
*シリアルから2014sの日本製造と思われる。
ハードウェア
PU: アトランシアオリジナル ARSX4×2
ブリッジ:アトランシアオリジナル スクリュータイプ(ブラック)
*サドルの上下調整工具不要
ペグ:GOTHO (ブラック/ゴールド)
*何故か刻印は510(Guitar用シリーズ)のモノで有るが、ストリングポストはベース用の形状となっている。
コントロール:1V・1B(フロント/MIX/リア)
・3wayミニSW×2(PU並び順でそれぞれのSWで、(1弦のみ/MIX/2弦のみのセレクター))
ナット:アトランシアオリジナル アジャスタブルスクリューナット
*弦高・各ゲージ対応
状態
展示品レベルの美品、軽量であるが、ネック・指板の厚みは一般的なBASSより厚みが有り、アトランシアならではの作り。
コラム
以前から弦毎に独立したモノレールブリッジやPUのオリジナルパーツの展開から、機能美・新たな提案を続けるアトランシア。
そこから生まれた1弦BASS・2弦BASS・3弦BASSと製品展開され、見た目ほぼ角材の様な楽器には驚きと興味は尽きなかった。
初期の製品はブリッジ側にチューナーを備え、スタインバーガー的な機構に、
1Vのみのシンプルな回路だった。
好きなゲージを張って活用法はお任せ的な奏者のクリエーター気質を問う。
それまで少数ではあるが、多弦ベース化と逆に2弦・3弦プレイヤーは存在していたが、専用設計の商品化は世界的にも稀である。
続く製品展開では、このベースの様にステルスシリーズのフルサイズボディとヘッドを備え、トーン回路搭載からアクティブサーキット搭載と進化と続けている。
このベースはその過渡期の製品で、トーン回路非搭載でボリュームとPUセレクターで音作りするスタイルの仕様で有る。
実際弾き方・弦のゲージ・チューニング・ラウンド/フラット等の仕様で万能では無いが、その曲だけに存在する個性の創造性を備えていると感じる。
弦高調整次第では、弓弾きも出来そうで有る。
現時点ではE・Aチューニングで調整している。
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