コレクションNO.173 YAMATO Wneck6・12Electric Acoustic Guitar

YAMATO 

 

仕様  

 

ボディ:不明 

*主にメイプルと思われる

**ボディはソリッドエレキギターでTLタイプを二つ合わせた位のサイズで厚みが有る

ネック:不明

*6弦と12弦のダブルネック

 

指板:不明

*ローズウッドと思われる

 

カラー:ブラック・ホワイトバインディング

 

年式目安 不明 

*日本企画・ベトナム製造と思われる

 

 

ハードウェア 

 

ピックアップ:メーカー不明

*ピエゾタイプPUが2つのサドルブリッジ部分に搭載

ペグ:不明

 

コントロール:プリアンプ(1Vo・3バンドEQ(B・M・T・P)・BattCheckボタン

        3waySW(6弦/12弦切替) 

  状態

入手後、屋内ケース保管中に12弦側のネックジョイント部とブリッジプレートに浮き発生

組み込み接着状態と弦の張力によるものと思われる

破損状態確認後、リペアマンに修理依頼、ボディ構造に不明点が多く分解しての再組み込み困難のため、接合部位にケミカル系の接着剤注入後圧着固定。

接着後演奏可能状態確認し保管中

 

その他 

若干トップ板に歪みも有り、擦り傷と上記修理部位の塗装剥がれ部分は修正なし。

 

プリアンプは割と高出力

専用ケース付き

コラム

 

一時期 国内オークションサイトに出回っていたYAMATOギター

 

安価で面白い仕様にポチっと手元に置く

 

購入後、問題無い事を確認し1年程の保管期間中に上記の不具合発生を確認し、

製品の詳細を調べたところ

 

奈良県の家具メーカー?の様で、音楽好きのオーナーの企画でベトナムで製造された模様。

 

恐らく、製造OEM先は家具で取引していたところと思われ、デザイン重視で作られている

 

そのため、構造的に楽器としては優れては居ないが、 “こんなの有ったら良いな”を形にした感じでもある。

 

その他 このブランドで色々企画商品化されているが、その多くは類似する傾向に有る様だ。

 

このギターはとりあえず軽量で12弦ギターを弾きたいと言う要望がある人の要件は満たすところは有ると思うが

 

難点として

  • ネックが狭い間隔で平行なので、12弦側は弾きにくい
  • 2つのヘッドも近いため12弦の高音側と6弦の低音側のペグ操作がし難い

等 実用面で微妙なところも多い

 

結果、インテリアの範疇に有る楽器?

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