コレクションNO.159 Alembic Exploiter Bass (Spoiler)1986s

Alembic BASS

仕様  

 

ボディ:Koa top/Mahogany body/Cone peghead Koa

ネック:3Pメイプル・スルーネック・トランスロッド2本?

指板:エボニー・Pearloid ovalsインレイ・・32インチ ミディアムスケール・24F

  ブラスナット(アジャスタブル?)

  エボニーフィンガーランプ(PUの間)

カラー:クリア・ナチュラルクリア

 

年式1986sUSA製造

 

ハードウェア 

  PU:Alembicオリジナルハンバッカー×2

ブリッジ:Alembicオリジナルブラスハードウェア

ペグ: Gotoh製クローム(オリジナルはゴールドと思われるため交換されていると思う)

コントロール:Alembic Spoiler electronics

      (アクティブサーキット)

       1V・1T・1EQsw・3WaySW(PUセレクタ)

 

  状態

年式の割には楽器としてのコンディションは保ててると思うが、塗装面に擦り傷やバックル痕等見た目はプレイヤーズコンディション。

 

2022年3月に国内代理店へオーバーホール依頼中。

オリジナルブリッジの消耗が激しくパーツ交換予定となるが、昨今の情勢で純正パーツは有る様だが、日本国内に中々届かず作業停滞中。

(メンテナンス後に詳細追加記載予定)

 

コラム

20代迄は意識していた自覚は無いが、歳を重ねるにつれ、影響と言うより好きだったんだなって印象付くジョン・エントウィッスル(John Entwistle)氏

 

世代的に好みのベーシアストは氏の影響下にある方が多かった様にも感じる。

 

機会が有れば、氏のモデルを網羅したいとコレクションとして手元に置く。

 

本器以外に、本器以降のエンドースメーカーとなるWarwick製のモデルも所有、いずれ掲載予定。

 

一時期はフェンダーバードも作ろうかと意気込んでいたが、個人的な収集期間は終了したため、現時点では実現しない予定。

 

実際本器を眺めると、木工面での拘りは強く工芸品としても優れていると思う。

 

特にヘッド部分の造形やヘッドの裏表の材の積層板の仕様等

美的で有り楽器としての拘りも感じる。

 

その他、トランスロッドが2本だったり、最初はハムキャンセルコイルが入っていると思ってた、パネルは今時愛用者も多いフィンガーランプだった等、色々驚く面白い楽器。

追記(2022年メンテナンス後の状態)

2022年3月

最寄りの楽器店経由でSLEEK ELITE(現在のAlembicの国内代理店)に総合的なメンテナンスを依頼

主な診断により

①サドルの摩耗が激しくトータルの調整に影響が大きいため交換必須。

②サドル交換後PLEK(PLEK – Sleek Elite)にてトータルの調整。

上記から

①サドル純正パーツの取り寄せ(時期的にこの件で半年以上の停滞期間が発生)

②サドル交換後にPLEKにてネックコンディション計測後

 ・フレット擦り合わせ(元々ジャンボフレットで交換不要と診断される)

 ・標準的なコンディションでネック周り各部調整

 ・回路周りの点検、内部フィルターの調整位置も標準的なポジションへ

結果

木工部分のヴィンテージ感はそのままに、シャッキッと整った楽器となる。

テールピースはそのままなのでサドルの輝きが目に付くがそのうちなじむと思う。

*テールピースは磨けば良いかとも思ったが、以前に交換されているペグがシルバーなので

サドルの経年劣化のクスミを待つのも良いカモね?

*回路周りは問題無いと診断される

現在付いてるケースが持ち出しやすいタイプなのでLIVEで使ってもらいたい一本

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