コレクションNO.62 Valley Arts JAZZ BASS see-through blue 

Valley Arts

 仕様 

 ボディ: 2Pスワンプアッシュ 

ネック:ハードメイプル・864mmスケール・ボルトオン 

 指板:エボニー・21F
 カラー:シースルーブルー・ブラックPG(オリジナルはクリヤPG) 

 

 

*1990s頃の日本製造 ネックジョイントプレートに Mシリーズと刻印有り 

*後にカスタムされ主にサーキットが当時の製品と異なる状態。 

 ハードウェア 

現在のサーキット 

 

PU: Jタイプx2(パッシブ) 

ブリッジ:オリジナル(ブラック) 

*非常に特殊な構造で、ベースブロックが、ボディに深く埋め込まれ、ボディの裏からボディを挟み込む形で取り付けられている。 

 *減のボールエンドは埋め込まれたベースブロックの中に固定位置が有り、ボディの中間程の深さから裏通しの様な状態でセットされる。 

ペグ: オリジナル?(ブラック) 

 

オンボードプリアンプ:不明(SB-1と記載有り) 

 コントロール:2Vol, 2Tone(Hi/Low),miniSWx4(詳細不明主にプリアンプの動作とkillSW ) 

オリジナルサーキットは 

 

PU: EMG Jタイプx2(アクティブ) 

オンボードプリアンプ:オリジナルPU毎に独立した2回路仕様) 

 

コントロール:

大きいツマミの列 

2V・1B(バランサ)・ 

1ロータリセレクタP1:プリアンプスルー  

         P2:フロントプリアンプ ON 

         P3:リヤプリアンプ ON 

         P3:F+Rプリアンプ ON 

小さいサイズの列 

4T(フロント・リアそれぞれのHI/LOWx2の4ポッド)    

 

状態 

 

打痕や擦り傷は多いが、比較的美品 

 

サーキットを除く木製部分・金属パーツはオリジナルで、コンディションは良品。 

仕様木材の関係か、一般的なJAZZ BASSと比べ重量は重め 

 

PUはカバーレスでポールピースが大きいので、ダンカン クオーターパウンド系と推測する。 

 

 

 

 

コラム 

 

1990s頃BASS MAGAZINEの購読開始した頃、ミックカーンが表紙だった号の新商品レビューに記載されていて、スペックに興味が有ったが当時関西権で試奏できる店舗が無く、大阪ナカイ楽器に購入前提で取り寄せ手に入れたのが最初の出会いで、木目を見ると雑誌掲載されていた個体だったと思う。 

 

その時の印象は、重くてモダン、一般的なJAZZ BASSとは全く異なりスペクターとかに近い。 

その頃HR/HM系バンドをやっていたので重宝した。 

 

確か使われた塗料もニトロセルラッカーと記事には記載されていて、PGの固定は六角タイプのボルト/ナットだったり、基盤3枚構成だった2基のプリアンプ等は、それまで 

B.C.Richユーザーだった私も驚きの1本となったが、諸事業で手放す事になる。 

 

 

そして時が流れて、この個体と出会い改めて手元に置く。 

 

途中経過として2000s前後に中部地方で暮らした時期に、バレイアーツの日本製造が、岐阜県可児市だった事で、コンポーネントをしていた界隈の楽器店にボディ周りのパーツが流出していた様で、サーキットの仕様違いの個体を数本見掛けていて、この個体はその流れをくむ1本と思う。 

 

最初に手に入れたのとカラーも同じで、4つのSWは穴を塞ぐためのダミーで、シンプルなJAZZ BASSの回路かと思って手に入れ プリアンプも搭載していたので 

驚いた1本。 

 

シリーズとしては、バインディング アーチドトップPJスタイルのプレべの様な 

モノも有った。 

 

何れもこのシリーズのキモは重いボディと特殊なブリッジにあると思っている。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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